『頑張って毎日ジョギングすること』でしょうか?
ダイエットにジョギングなんて必要ありません。
ダイエットに運動は不要です。
ジョギングは太った人が無計画に始めたら、膝を痛めますし、
ダイエット中に『ジョギングをしない理由』も、すぐ思いつきます。
・風邪気味だから
・明日早いから
・雨降ってるから
・今の時間は人が多くて、みっともないから
そして、ジョギングをやらなければ『ダイエットをサボったこと』になってします。
サボったら自己嫌悪になったり、ダイエットの失敗に繋がります。
しかも人間の体重はなかなか減りません。
1日にキロ単位で脂肪を減らすのは、物凄く大変です。
一般的にはフルマラソン2回分の運動量で脂肪1キロと言われています。
毎朝早起きして、出勤や学校の前にジョギングしたとしても、アナタの体重はなかなか減りません。
アナタは「あんなに頑張ったのに、体重が全然減ってない、もうやめちゃおう」と考えてしまいます。
だから『毎朝ジョギング1時間』とか『腹筋とスクワットを毎日100回』なんて、
あなたが今まで続けられたことのない、出来もしない計画を立てるのはやめましょう。
そもそもダイエットしたい人は、太ってる人です。
太ってる人は、そういう『日常的な運動や筋トレ』を、自然にすることがなかった為、結果的に太った人です。
そう言う人は運動ダイエットは向いていません。
「昔は運動部だったし、運動するのは好きだよ!」と言う人も、
今は運動してないから太ってしまったんですよね?
そういう自発的に運動しないから太った人も、運動には向いていません。
苦手なことを無理にやろうとしても、失敗するだけです。
世の中には「基礎代謝アップして、太らない体になりましょう」なんて本もありますが、
「太ったからダイエットしたい人は、その基礎代謝の維持向上ができません」
基礎代謝の維持向上のためには、日々の運動が欠かせません。
それがいくら短時間でできる筋トレでも、運動しないで太った人には試練の連続です。
太った人に対して「基礎代謝アップしたり、有酸素運動して痩せましょう」と言うのは、
”運動が苦手な人”に「運動神経が良い人は効果的なエクササイズができます」と言ったり、
”お金がない人”に「お金があればこういう事が出来ます」と、的外れなアドバイスをするようなものです。
それは、結果として太った人の事を、何も考えていない証拠です。
「運動・筋トレ・ダンス・呼吸法で痩せましょう」という本は、ダイエットに向いていないので、読まないことをオススメします。
しかし、そういった運動やダンスなどを長期的に行い、汗を流しながら、
『決意の計画』や『努力の結晶』みたいな事をやらないと、
ダイエットが出来ないと思い込んでる人がたくさんいます。
中には「運動しないで、楽してダイエットなんて出来るわけがない」と言う人も居ます。
むしろそういった思い込み、固定概念こそが、ダイエットを失敗させる最大の要因です。
それは自分一人を、過酷な選別試験に挑むようなものです。
自分一人が痩せるために、そんな事をする必要はありません。
アナタはプロ野球選手になるわけでも、優秀なビジネスマンになるわけでもないのです。
ただ痩せればいいだけです。
そのためには誰かから選ばれる必要は無いし、過酷な試練を乗り越える必要もありません。
1人だけが試験に挑み、失敗して挫折しても、何の意味もありません。
あなた自身が太った原因をみつけて、原因を改善していくだけでいいのです。
それには決意の計画も、努力の結晶も必要ありません。
原因が見つかれば、改善するのは毎日1%でも良いんです。
アナタが出来る範囲でいいんです。
それでも原因を見なおしているので少しずつ改善します。
そしてその『アナタを太らせている原因』は『アナタの普段のライフスタイル』です。
アナタは自然に日々の生活で太っているんです。
そんなアナタが自然に選択しなかった、ダイエットやエクササイズをやろうとするのは無謀です。
それでも多くの人が、痩せるためには”運動”を思い浮かべますが、
運動して痩せることは、大変難しいのです。
いかに大変か、食事と運動の違いを比べてみましょう。
■食事
・量をワンランク下げる(特盛→大盛り、大盛り→並盛、並盛→ご飯少なめ)
・ラーメンのスープを飲まない
・食後のデザートは止めて、3時のオヤツにする
・カップラーメンをノンフライ麺の商品にする
・野菜を先に食べる
・お菓子を1箱食べないで、2・3個食べたら冷蔵庫へ
■運動
・毎朝1時間ジョギングする
・毎日筋トレする
・週末はスポーツジムに行く
食事と運動どちらが簡単でしょうか?
間違いなく食事です。
なぜなら食事は日常生活であり、自然と行う行為です。それをちょっと控えるだけです。
それに比べて運動は、ダイエットのためにわざわざやる行為です。
運動をするためには、時間やお金や労力や準備や移動等が必要です。
自然と毎日行う食事を微調整する方が、はるかに簡単です。
ドーナツ3個を、明日から2個にするだけでもいいんです。
「食べるのをサボる」とも言えます。
それを続けていけば、少しかも知れませんが、確実に痩せることが出来ます。
しかし、運動は日常+アルファです。
現代人は運動しなくても、直接的に死にはしません。
昔のように長い距離を歩いて狩りに行かなくても、コンビニや食べ物屋で食事ができます。
砂糖が入った飲み物をが手に入る自動販売機も街中にあります。
多くの現代人にとって、運動はいつでもやめれる遊びやオマケのようなものです。
だから『毎日たった5分の運動で痩せる体操』は、聞こえが良くて簡単そうですが、
実態は『いつでもやめれるから失敗しやすいダイエット』なんです。
運動で痩せるのに向いてる人は”普段から自発的に運動をして、元々太っていない人”です。
そういう人が、例えば入院して太った時に、少しずつ食事や運動の量をもとに戻してダイエットするのは、とてもいいことですが、
普段の生活で運動しないから太った人には向いていません。
決心して運動をする時点で、その人に運動ダイエットは向いていないのです。
そして『20分以上の有酸素運動をしないと痩せない』なんて、思い込みは捨てましょう。
人間は椅子に座っていても、今ホームページを見ている時でさえ、脂肪は消費されているのです。
そもそも20分以上の有酸素運動って何でしょう?
ジャージに着替えてジョギングを始めて20分でしょうか?
それって、19分ごとに1分休憩したら、毎日2時間ジョギングしても痩せないのでしょうか?
それならば、お洒落して、ショッピングや遊園地に出かけて、
3時間も歩いてクタクタな時でも、脂肪は減っていないのでしょうか?
普段着で掃除や洗濯などの家事を1時間しても、脂肪は減らないのでしょうか?
世の中の痩せている人は、全員20分以上の有酸素運動を毎日欠かさずやっているのでしょうか?
そんなわけないですよね?
『20分以上の有酸素運動は、脂肪を消費するのに”効果的”』であって、
『20分以上運動しないと”痩せない”』じゃないんです。
なのに『20分以上運動しないと意味ない』と認識している人が多いので、
そう思っていた人は認識を改めましょう。
巷の根も葉もないダイエット情報に惑わされて、
やりたくもない有酸素運動を、時間をかけてやる必要はありません。
そもそもアナタが朝ごはんと食べなくても、お昼まで活動できるのは、
『寝てる間に脂肪を血糖に変換して消費しているから』です。
そうやって人間は20分間のジョギングをしなくても、元々脂肪が減るのです。
つまり運動をしなくても、適切な量の食事を続けていれば、
その生活と食事量に合わせた体型に自然となっていきます。
『運動しないと痩せない』はただの思いこみです。
それにジョギングや、ダイエットダンスやエクササイズを、10年も20年も続ける気がありますか?
運動で10キロ痩せても、そこで止めれば、リバウンドが待っています。
最初は、体質が変化しているので、太り難くなっていますが、
運動をやめてしまえば、筋肉や心肺機能はだんだん元通りになってしまいます。
食生活は見直していないわけですから、運動をやめれば、リバウンドするに決まっています。
「運動して基礎代謝アップして痩せにくい体質」
それはとても小さな要素で、一時的なものに過ぎません。
基礎代謝をアップして痩せた人は、一生その基礎代謝を維持し続けなければいけません。
そして『痩せたい人の多くは、その基礎代謝の向上と維持』が”苦手”です。
運動をしたからといって、食べ放題の特権を得るわけではないのです。
学生時代に運動部だった人が、大人になって運動をやめたら太るケースは珍しくありませんが。
アナタが運動でダイエットをしても、それは全く同じです。
「運動して痩せる→運動を止める→太る」
これはただのリバウンドです。
そして世の中には「運動してるから、いくら食べても太らない人」なんて、居ません。
そう言う人は『運動をしている分、たくさん食べても太らない人』です。
更に正確に言えば『運動をたくさんする生活スタイルに対して、適量の食事をしている人』に過ぎません。
それは『運動をしないけれど、適量の食事をしているから太らない人』と本質は同じで、
太ってない理由は『適量の食事をしていること』です。
つまり太っている人、痩せられない人の”原因”は『生活スタイル以上に食べ過ぎているため』であり、
運動は”要素”にすぎないのです。
・運動する人が食べ過ぎれば太る
・運動する人の食事が適量なら太らない
・運動しない人が食べ過ぎれば太る
・運動しない人の食事が適量なら太らない
運動をしたければ、しましょう。
「運動は無駄」なんて言いません。
でも太った原因である『食べ過ぎ』から目を背けて、
妄信的に『運動しなければ痩せられない』と思い込むのは間違っています。
運動を『大切なことや素晴らしいこと、努力、肥満に与える罰』等と勘違いして、
ダイエットのために苦手な運動するのは無謀だからやめましょう。
アナタが太っている原因はただの「食べ過ぎ」です。
「でも食べないで痩せるなんて不健康だ」
「体が弱ってリバウンドしやすいじゃないか」
と不安になりますか?
『筋肉が弱るほどの極端な食事制限をして痩せましょう』なんて、言いません。
『生活に合わせた適切な量の食事をしましょう』と言っています。
そして『不健康や不健全』なイメージがある方は、比べる対象が間違っています。
それは『毎日たくさん運動するために、しっかり食べるスポーツマン』のような理想像と比べていませんか?
『適切な量の食事をして太らないこと』と比較すべきは『必要以上に食べて太ること』です。
これは全然不健康ではありません。
しかも『食べ過ぎて太ったから運動してダイエットする』のは、『運動がしたいからしっかり食べる』のとは違いますね。
やっていることは表面上似ているかもしれません。
しかし、目的と手段が逆ですね。
だから、運動ダイエットは失敗しやすいのです。
適切な量の食事をして続けて痩せるためには、
今まで食べる必要がないのに惰性で食べてしまったものを、控えることから始めましょう。
大盛りを頼んで、最後苦しかったことありませんか?
なら、明日は並盛にしましょう。
お昼を並盛にした程度で、餓死しませんよ。
後でお腹が空いたら軽食を食べましょう。
人間は一度にお腹いっぱい食べると太りますが、
控えめな量の食事なら、お腹が空くたびに食べても太り難いものです。
そうやって、その時必要な量の食事をこまめに摂ることを習慣化すると、
お腹が空きにくく、太りにくく、痩せやすくなり、食事の総量も減らしやすくなります。
「でも私はそんなに食べてないのに太っているよ。だって私は大盛りなんて食べないもん」と思った人は、
それがただの思い込みだと言うことを知りましょう。
あなたが例え『並の量の食事』しかしない人でも、
あなたが太っているなら、あなたの生活スタイルにとって、それは『食べ過ぎ』です。
お店や食品会社は、アナタのライフスタイルや体格を知りません。
だから『万人に標準的な量』を”並”や”1人前”と表記しているに過ぎません。
並は成人男性が満足する量を基準にしている事が多いのです。
アナタが大盛りやオカワリをしない人でも、アナタが太っているなら、普段の量は”食べ過ぎ”です。
並盛りなのに太るアナタは「ご飯少なめ」や「残して後で食べる」「1個にしておく」等の微調整をして、食べ過ぎを辞めていきましょう。
そして外食時や、あとで食べれないものは、残して捨てましょう。
そうやって、食べ過ぎを少しずつ減らしていくことは”運動を嫌々続けること”に比べて、とても簡単なため、一生続けることができます。
でもアナタは食事を残す(場合によっては捨てる)事に抵抗が有りますか?
それは「作ってくれた人の気持ち」が問題ですか?
『作ってくれた人』のためにアナタは『不健康に太っている』のでしょうか?
また『作ってくれた人』は『アナタが健康を害して太ること』を嬉しく思うのでしょうか?
『作ってくれた人』には『アナタの健康を害する』権利があるのでしょうか?
もしくは『ご飯が食べたくても食べられない人がカワイソウだから』でしょうか?
でも、あなたが食事を残さず食べても、ご飯が食べられない人は助かりません。
あなたが太るだけです。
「残さず食べるのが偉い」と言う人が居ますが、それは自己満足の押し付けです。
ご飯が食べられない人の代わりに、アナタが太るほどお腹いっぱい食べることが偉い理由は何でしょう?
・ご飯を残さず食べる『食べた人が太る』『ご飯が食べられない人は助からない』
・ご飯を残す『痩せる、太らない』『ご飯が食べられない人は助からない』
それより『残したことを反省して、次から無駄にしないように最初から控えめの量を用意をして、アナタ自身が健康になる』そのほうが建設 的で、無駄も減るのではないでしょうか?
やりもしない運動よりも、まずは食べ過ぎを見直し、十分食べたなら食事を残して反省しましょう。
■まとめ
・太る原因は食べ過ぎ
・太っている人は運動に関わらず食べ過ぎ
・食事を改善するのは運動に比べてとても簡単
・食べ過ぎをやめるだけで ちゃんと脂肪は減る
・健康を害するほど食事を減らす必要はない
・運動はダイエットに向かない
・運動は偉いことでも努力でもない
・運動せずに痩せることは 楽して痩せるわけではない
・運動して痩せるなら 痩せ続けるために運動が必要
・運動したからといって 食べ放題にならない
・20分以上の有酸素運動をしなくても脂肪は減る
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