太る原因は運動じゃないページでも説明しましたが、【20分以上の有酸素運動】をしなくても人間は痩せます。
『運動しないとやせないんだよ!』と主張する人は、
十分な食事が手に入らない地域の人を見ても、そう思いますか?
遭難して、川の水を飲みながら生き延びた人は、大きく減量します。
あれは痩せていない(体脂肪が減っていない)のでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
彼らの体脂肪量は確実に減少しています。
そもそも、動物が体に脂肪を蓄えるのは、そう言った危機的状況(餓死)に対応する為に、身体にエネルギーを蓄えているんです。
だから、人間は運動をしなくても、食事を減らせば、エネルギーが足りなくなり、体の脂肪を変換して、消費します。
その為に人間は、食べれるときに余分に食べ、その余分なエネルギーを身体に蓄えて『餓死しないように』進化しました。
だから、”別腹”と言う言葉も実際の現象で、
狩猟採集民の頃、甘いモノを見つけたら、満腹でも胃にスペースを開けて、食べれるようにする為に、身体が備えた機能です。
古代は果物、現代では食後のデザートというわけです。
そして余分なエネルギーを変換して、脂肪として全身に備蓄します。
つまり、人間は元々太りやすく出来てるわけです。
それも当然で、大昔は毎日何十キロも歩きまわって、食べ物を探さなければなりません。
食べ物が見つからないと、痩せている順から死んでしまいます。
可能な限り、少しでも多くの脂肪を蓄えなければいけません。
それを現代に置き換えると、食事をタップリ食べた『お腹いっぱい』という状態は、
予備のエネルギー(脂肪の備蓄)の分も含んでいますし、
『甘い物は別腹のデザート』も、予備のエネルギーです。
つまり、お腹いっぱいになっるまで食べたり、食後に甘いモノを食べたら、太るように身体は出来ているんです。
では太らない食事の摂り方、食事の適量とは、どういう食事でしょうか?
それは昔から言われる『腹八分目』です。
腹八分目は太り難いのです。
具体的な数字を言うと400キロカロリー程度と言われますが、
人と生活によって違うので、あくまで目安です。
具体的なメニューで言うと、ノンフライのカップラメーンや、牛丼屋さんのミニサイズが400キロカロリー程度です。
でも、一番手軽で、適切で、無理がない適量が、各々にとっての程々の量です。
「これじゃあ、後でお腹すいちゃうかも」と言う感覚を覚えるような量だと考えてください。
そしてお腹が空いたら、また食べたいものを食べればいいのです。
『お腹が空く度に我慢しないでしょっちゅう食べてるのに太らない人』の太らないメカニズムがこれです。
『お腹が空いても間食を我慢して、三食しっかり食べてるのに太ってる人』の太っているのは、この太らないメカニズムと違う食生活をして いるからです。
だから、自分に合わせた適量の食事を模索しましょう。
食べたいものを食べたい時に控えめな量で食べましょう。
お腹が空いたら、気軽にまた食べましょう。
食べたいものがお肉でも、お菓子でも、気にせず食べましょう。
『ご飯はちゃんとオカズとサラダと主食を食べるのが健康なんじゃないの?』とおもった方。
その根拠は何ですか?
そういった内容の、具体的な論文をお読みになりましたか?
1日3食食べるのが最も健康に良いという明確な根拠をお持ちですか?
違うのであれば、その都度食べたいものを控えめな量で、食べたくなる度に食べる生活を一度試してみてはいかがですか?
【1日5食ダイエット】とは言いません。
そういうふうに何回とルール付けすると。転職や引越し時の環境変化に適応できなかったり、頑張って5回食べるような食事がめんどくさ くて、嫌になってしまいます。
あくまでお腹が空いた時に我慢したり、3食ちゃんと食べなきゃいけないと思いこむのをやめたら、
今よりも更に生活が楽になります。
生活が楽になる上に、人間の太るメカニズムから外れて、痩せやすい食生活になります。
そしたらダイエットも簡単です。
今より楽で、痩せやすい生活を手に入れたら、痩せるのも、体型を維持するのも簡単です。
今より大変で辛い方法でダイエトをするから、多くのダイエットは失敗するのです。
必要なことは、アナタ自身が今の生活を見なおして、上手に食事と向き合って、工夫や対策を考えて実践し、太る原因の食べ過ぎ(お腹 いっぱいと、デザート)を、少しずつ改善することです。
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